大人の方は骨格が完成しているので、歯を抜かないで治療を行える確立は子供時代よりは低くなりますが、それでも歯を抜かないで治療を行える可能性は十分残っています。ぜひ一度、矯正歯科を訪れてください。大人の方の矯正治療の目的は咬み合わせを良好にするという目的のほかに歯を失わないようにするという予防的な意味合いが入ってきます。歯の並びが悪いとしっかり歯磨きを行うことができず、磨き残しが原因で歯周病を誘発します。歯周病が進行すると歯を支えている骨が吸収し、ひいては歯を失うことにもなりかねません。歯一本くらいなくなってもどうということはないとお思いでしたらそれが間違いです。かみ合わせは28本の歯全体が有機的に作用しあってはじめて最大限の働きをします。一本でも失えばその有機体は崩壊し始め、個々の歯は十分な能力を発揮することはできません。歯を失えば残された歯一本一本の負担が重くなってしまいます。人生80年を超えようとしている現代、一生ご自分の歯を活用し、豊かな人生を送るためにもしっかりとして咬み合わせを獲得されてください。できるだけ歯を残すということは今お思いになっていることよりもはるかに年を重ねるごとに重要なこととなることは言うまでもありません。
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